高圧ガス

「高圧ガス保安法」では、簡単に1メガパスカルという圧力を境にして高圧ガスとしての判断をしています。

1メガパスカルとは、「約10kg/㎠」ことで、つまり1平方センチメートルに10キログラムの力がかかっている状態です。

(イメージ図)

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高圧ガスは通常、金属製等の容器(ボンベ)に充填され入っています。

高圧ガスの定義 

法令による定義

高圧ガスとは、本法第2条および本法施行令第1条によって次のように定義されている。以下の条件のいずれかが成立したときに高圧ガスとされる。

圧縮ガス

・常用の温度で圧力が1 MPa(メガパスカル)以上になるもので、現に1 MPa以上のもの。
・35 ℃で1 MPa以上となるもの。
 (注)同法の1 MPaは、高圧ガス取締法で定義されていた10 kgf/cm2より若干高い圧力である。

圧縮アセチレンガス

・常用の温度で圧力が0.2 MPa以上になるもので、現に0.2 MPa以上のもの。
・15 ℃で0.2 MPa以上となるもの。

液化ガス

・常用の温度で圧力が0.2 MPa以上になるもので、現に0.2 MPa以上のもの。
・0.2 MPaとなる場合の温度が35 ℃以下であるもの。
・その他の液化ガス(液化シアン化水素、液化ブロムメチル、液化酸化エチレン)
・35 ℃で0 MPaを超えるもの。
・つまりこれらの物質は、圧力がどの状態でも(たとえ圧力がゼロに限りなく近くても)高圧ガスに定義される。

GHSによる高圧ガスの定義

国際的な「高圧ガス」の定義は必ずしも高圧ガス保安法と一致していないことに注意が必要である。 たとえば、GHSでは次のように定義されている。 

高圧ガスとは、20 ℃、200 kPa(ゲージ圧)以上の圧力の下で圧力容器に充填されているガス、または液化または深冷液化されているガスをいう。高圧ガスには、圧縮ガス;液化ガス;溶解ガス;深冷液化ガスが含まれる。

この定義は国際的な輸送危険物に関する規則のおおもとである国連危険物輸送勧告にも一致する。

(引用:Wikipedia

各種ガス
酸素(O2水素(H2窒素(N2炭酸ガス(CO2
ヘリウム(He)アルゴンガス(Ar)レアガス特殊ガス
高圧ガスボンベ

気体(液体)の種類によって色分けされ、完全密封の容器です。高圧ガス容器は大別すると、「継目なし容器」、「溶接容器」、「複合容器」に分類され、素材は、「調質(焼入れ・焼戻し)マンガン鋼」「クロムモリブデン鋼」「ステンレス鋼」「アルミニウム合金」等があります。通常は高圧ガスの充填所で容器に充填されます。

高圧ガス容器の色(日本)

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高圧ガス容器の色:外国(例)

アメリカ合衆国

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中国

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イギリス

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高圧ガス容器と刻印

容器の種類

①ガスボンベ高い内圧に耐えられるマンガン鋼やクロムモリブデン鋼などでつくられている容器で、酸素や窒素などの圧縮、液化したガスを充填します。様々な容器のサイズがありそのニーズによって使用すことができ、汎用性が高いです。
②LGC(可搬式超低温容器)酸素や窒素などの高圧ガスを液体で貯蔵し、より多くのガスを運べる容器です。
内槽と外槽の2重構造かつ真空断熱となっており、蒸発を最小限に抑えています。ガスボンベより長時間の供給が可能です。

③CE(コールドエバポレータ)

大型の貯槽タンク(二重殻真空断熱式構造)で、液化酸素、液化窒素、液化アルゴン又は液化炭酸ガスをローリ(移動式製造設備)から充填されます。 供給の方法として、送ガス蒸発器により気化させた後、減圧弁等により使用目的に応じた圧力に調整して供給する方法が一般的です。また、液化ガスのまま取り出される事も可能です。
ボンベ容器・刻印
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①容器所有者登録番号②充填ガス名
③容器記号・番号④容器内容積(L)
⑤容器質量(Kg)⑥容器検査年月日(表示は「月-西暦」です)
⑦耐圧試験圧力 単位:MPa⑧最高充塡圧力(圧縮ガス)単位:MPa
容器検査(耐圧試験)

高圧ガス容器は、安全を確保する為に定められた期間毎に容器の再検査(耐圧試験)を受けなければいけません。この検査に合格した容器でなければ、ガスを再充塡することが出来ません。

ここでいう容器は、一般的にいうボンベのことで、酸素、炭酸ガス、窒素等で使用される継目なし容器です。

容器が何年に製造かについてはボンベ刻印:図の⑥容の打刻を辿ることで調べることができます。(一番古い「月-西暦」

容器製造年月検査までの期間補記
1989年4月以降5年※FRP複合容器は含まれません
1989年3月以前3年